ダンの日常2

黒歴史を塗り消すために新しいブログを始めます

アメリカに行きたい

タイトルは嘘で、本当はVision Proがほしいだけ。Vision Proを買うにはアメリカに行く必要がある。

 

Vision Pro予約開始の1月20日、アメリカに行く覚悟がなくて、仕事が忙しかったこともあり、予約戦争に参加していなかった。アメリカの住所や電話番号が必要かもしれなかったり、不確実なことが多いことに加えて、そもそも僕は日本が好きで、海外に行くのが嫌いだからだ。

 

それでも諦めきれずに予約開始した日、Apple Storeで予約できるか試してみた。Appleストア受け取りはもう使えなくなっていて、配送も3月後半以降となっていたと記憶している。この時点で発売日付近で手に入れるのは諦めていた。

 

話が変わってきたのは、実際の発売日であるアメリカ時間の2月2日。どうやら店舗に直接行けば買えるらしいというポストがX上に流れてきた。少し経って、Appleストア受け取りの在庫も復活してきていることに気づいた。

 

さて、こうなると一刻も早く手に入れたい、が、アメリカに行く覚悟はあまりない。そもそもこの状態がいつまで続くのかはわからない。店舗受け取りできることになっているが、配送は3月と出ているし・・・。

 

しばらく悩み続けて、2月7日に悩む時間がもったいないと思い立ち、行動に移すことにした。

 

さて、外国に行くというのは大変で、パスポートやビザが必要になる。アメリカに行く場合は有効期限が切れていないパスポートと、ESTAの承認が必要だ。僕のパスポートは去年の4月に切れていて、まずはパスポートを取得するところかららしい。

 

僕の住んでいる京都市では電子申請ができるらしい。せっかくなので使ってみることにした。

 

 

あとで調べてわかったことだが、電子申請だと以下のように書かれていて、発行にかかる時間が長くなることがあるらしい。提出書類の確認を窓口でできないので、不備があった時にやり直す必要があるからなのだろうか。

  • 旅券発給申請の手続内容によっては、従来の窓口での申請よりも手続に日数を要することがあります。

 

これもあとで調べてわかったことだが、電子申請でも戸籍謄本は紙で窓口に提出しなくては行けないらしい。戸籍謄本は本籍地から取得しなくては行けないのでめんどくさい。僕の本籍は生まれ育った苫小牧だ。

だたし、世の中は便利になっていて、一部の自治体では戸籍謄本をコンビニで印刷できるようになっている。僕の本籍がある苫小牧もこれに対応していて、どうやらオンラインで申請さえすればコンビニで戸籍謄本が取得できるようだ。すぐに申請して、戸籍謄本を印刷して窓口に持っていった。

パスポートの交付予定日は2月16日。ESTAの申請にはパスポートが必要なので、今できるのは待つことだけ。その間にどういう手段でアメリカに行けばいいのかを調べることにした。

 

ESTAが数時間で承認されるなら、2月17日~2月19日の1泊3日でホノルルに行く、というのが今考えている最善プランだ。

 

日本から一番行きやすいアメリカのAppleストアはハワイのホノルルだろう。ホノルルにはAppleストアが2つある。その次に考えるのが、ロスやサンフランシスコなどの西海岸の都市だと思う。グアムにはAppleストアはないらしい。

飛行機はできればANAを使いたい。社会人になって以降、特に理由がなければANAを使い続けているからだ。SFCカードも保有している。

しかし、ANA国際線の航空運賃の価格設定は、1泊以下にとっては厳しいものになっている。1泊で航空券を取ろうとすると、往復の割引が使えないようで、ホノルル往復に80万円かかる。これが2泊にすると往復運賃が適用になり10万円強になる。さすがに80万円は出せない。これを回避する裏技として、マイルによる特典航空券なら、1泊の場合でも必要マイル数は変わらないということを発見した。ただし、特典航空券の予約は4日前に行わなければならないことにも気づいてしまい、16日にESTAが承認されてから予約するのでは到底17日には間に合わない。

なので、2泊以上にするか、ZIPAIRなどを使うのが現実的かもしれない。ZIPAIRでは1泊でも10万円前後でホノルル往復ができるようだ。ESTAが通る前に投機的に航空券を取るということも可能かもしれないが・・・悩ましいところだ。

 

実際にVision Proを予約できるのかも試さなくては行けないと、試していたが、どうやらできそうだ。ただ、僕のメインカードのJCBは使えないようで、困った。やはりおとなしく日本での発売を待てということなのだろう。実際日本発売を待ったほうが良い理由はたくさん思いつく。そもそも買えないかもしれないし、レンズを買うという選択肢が失われるし、ドル円の為替の都合で割高でもある。アメリカに行くための費用もそれなりにかかるし、税金も取られるし、そもそも日本ですぐに発売される可能性だってある。それでも、いち早くAppleが見せてくれる未来のコンピューティングの世界を体験したいと思うのは、Appleファンとしては当然だろう。全てを差し置いて発売日にアメリカに飛ぶ決断はできなかったが、これくらいはなんとかしてできるだけ早くVision Proを手に入れたい。