ダンの日常2

黒歴史を塗り消すために新しいブログを始めます

バイクの教習 第二段階

あらすじ

突然バイクの免許を取った方がいいのではないかと言う啓示を受けた僕は教習所に通い始めたのだった。

daiary.hatenadiary.jp

 

 

第二段階も終え、卒業検定にも合格したので第二段階の教習について書いていきます。下書きは2021年9月に書いてたのですが、下書きのままずっと寝かせられていました。投稿をずっと忘れていて今は2024年です。投稿日は2024年ですが、書いたのは2021年です。タイムスリップですね。

 

1限目

第二段階は免許を持ってる人は8時間しかありません。しかもそのうち3時間はシミュレーターです。1限目となる今回も、シミュレータから始まりました。

二輪免許の教習は路上教習がないため、実際の道路に近い環境をシミュレータで体験するのだそうです。

第一段階はほぼ二輪専用コースでの教習だったので、信号や交差点の曲がり方についてシミュレータで学習します。進路変更などもここでやります。バイクは右折時の進路変更が必要なので大変ですね。

 

2限目

2限目は実車に乗りました。検定コースが2つ用意されているので、それぞれを先導してもらい、2つのコースを走りました。

コースは覚えてくるようにと言われていたので覚えてきたのですが、紙の上で見るコースと実際にバイクに乗って走るコースは結構違いがありますね。

この日はコースを2つ走って終わりです。

 

3時限目、4時限目

ここも実車です。検定コースを一人で走った後は、第二段階で新たに増える課題である急制動の練習をすることになりました。

急制動は止まった状態から加速していき、指定された速度からブレーキを使って、指定された制動距離内で止まることができるかという課題です。

普通自動二輪の場合は40kmの速度で、11m以内に止まるという課題です。

まずは、30kmくらいから練習を始めました。

加速して、30kmを維持して、ブレーキを開始位置のコーンを過ぎたところで思い切りブレーキ!!

止まることはできたのですが、タイヤはロックされてキュルキュルと音がして、指導員の人にはそんな思い切りブレーキかけたら死ぬよと言われました。

この頃の僕は急に止まるためには急にブレーキをかけることが必要だと思ってたんですよね。

実際にはそんな必要はなく、むしろロックされてしまうと止まるための距離が長くかかってしまうので、思い切りブレーキをかけるのはダメだったみたいです。

アドバイスをもらって、じんわりブレーキを取得し、指定されたところで止まれるようになってきました。

速度も35km、40kmと上げていき、ブレーキの感覚が掴めてきます。

途中、速度が足りなくて加速しながらコーン直前まで加速して40kmに間に合わせようとしたんですが、それは良くないとも教えてもらいました。

急制動はブレーキの練習でもあるけれど、大事なのは加速で、どれだけ早く40kmを作れるか、その速度を維持して余裕を持ってブレーキを開始できるか、という課題ということを教えてもらいました。

実際11mで止まるブレーキは結構余裕で、止まろうと思えば8mくらいでも止まれそうだな、と思うくらいには安定して止まれるようになってきました。

何となく感覚を掴んだところで教習が終了です。

 

5時限目

この時間はシミュレータです。これまでシミュレータは3人でやってたんですが、今回は何と一人!ちょうどこの辺りに発出された緊急事態宣言によるコロナ対策だそうです。

1対1のシミュレータ教習だったので、色々話をしたりしながら進めていきます。

シミュレータでの教習内容は、悪天候時など、ちょっと変わった場面での走行でした。水溜りを踏んだ時のシミュレータの感覚が実際にすごい滑った感じがしたのが印象的でした。

 

6時限目

この時間もシミュレータで、Sセットと呼ばれている、シミュレータでの走行と免許持ちでは唯一の学科がセットになっている教習です。

やることは、危険予測で、入門コースと応用コースの2つをシミュレータで走ります。

自分の走行が点数化されて、どこが危なかったとか、あと2メートルで事故だったよ、みたいな表示が出るのが面白かったですね。

 

7時限目、8時限目

シミュレータも終え、この辺りからは検定を意識した練習になります。指定されたコースを走り、その後は自分が苦手だと思うところを自由に練習です。

 

卒業検定(1回目)

8時限の技能教習を終え、いよいよ検定です。1回目と書いていますが、そう、なんと検定に失敗してしまったんです。

慣らし走行を終えたあと、まずは8の字を超え、クランクに向かいます。

そして、クランクに入り、最初の曲がり角に差し掛かった時、いつも通りクラッチを繋いで加速しようとしたのですがなぜか進まない・・!

たまらず左足で蹴って立て直そうとするも、バランスを崩したまま進んでいきます。

その後右足もついてしまい、そのあたりでようやくバランスが取れてきて、なんとかクランクを抜けることができましたが・・・これ、どうなるんだ・・?と思いながら検定員の方を見ると、無線で

「右足をついた時、コーンにぶつかっちゃってたね。検定中止になります。」

と、言われてしまいました・・・。

 

これまでクランクに苦手意識は全くなかったのに、なんで今うまくいかないんでしょうね!?

自分のことを本番に強いタイプだと思っていたんですが、幻想を打ち砕かれました。

その後、補修と検定を1週間後に予約して帰宅します。

振り返ると、第一段階の時を含めて1番うまくいかなかったなーと、反省です。記憶にある中で、ギアを入れる時以外で初めて右足をついたのがこの場所だったと思います・・・!

 

検定補修

検定に落ちた場合は1時限の補修のあと、再度検定を受けられます。補修も、まずは指定された検定コースを走行し、その後は自由練習といった感じです。この時の検定コース走行も特に問題はなく、完走できました。これが先週できていれば・・・!

その後指導員の人にアドバイスをもらい、前々から指摘され続けていた姿勢の改善に挑戦します。

自転車をよく乗っているので、どうしても自転車に乗る時の姿勢で運転しまう癖がついてしまっていました。

姿勢をよくしないと少しバランスを崩した時に安定しなくなって、リカバリーができなくなるみたいです。ということで、姿勢を見てもらいながらクランクとS字を15回くらいは通りました。

たしかに、こっちの方が安定感があるな、というところまで繰り返し続けました。

最後にスラロームと一本橋を練習して教習が終わりです。

最後に通ったスラローム、姿勢を前傾にして通ると左足を踏み込んでしまったようでニュートラルに入ってしまってびっくりしました。ギア抜けというらしいですね。クラッチを握らなくてもギアが変わるんですね。初めて遭遇したのでびっくりしました(検定中じゃなくてよかった)

 

卒業検定(2回目)

さて、いよいよ卒業検定です。この日は前回とは違う1コース。前回失敗したクランクからスタートです。

慣らし走行を終え、クランクに入ります!

直前の教習で姿勢を教えてくれていた指導員の方が見てくれていました。クランクに入る前に指導員の方が目に入り、姿勢を意識して突入です。

そして、問題なくクランクをクリア!

その後8の字、スラロームを終え、四輪コースに出ます。

踏切を超え、坂道発進をして、速度維持もして、信号もわたり、急制動も無事クリアできました。

残すは一本橋です。一本橋は落ちた瞬間検定中止で、課題の中では1番苦手だと思っていたので、内心ドキドキです。(とはいえコツを掴むのに時間がかかっただけで第一段階でコツを掴んでからは一度も失敗してないのですが)

一本橋の手前で止まり、発進。頭の中で1, 2と秒数を数えます。

フラつく時もあるのですが、今回はフラつくこともなく7秒かけて無事に走破!あとは開始地点に戻るだけです。

開始地点に停車し、ニュートラルに戻します。が、なかなかニュートラルに入らない!ニュートラルに入れるのめちゃ苦手です。

なんとかニュートラルに戻した後、なんとエンジンを止めずに降りてしまいました!

あ、と思い、エンジンを止め、バイクのハンドルを調整して検定が終わりです。

 

あー、エンジン切り忘れって何点減点だっけ・・と思いながら、結果を待ちます。

 

検定を見守ってくれた指導員の方に、今回は走り切れたね、と言われました!姿勢がどうだったかを聞いてみると、バッチリだったと言われてひと安心です!

 

その後、検定員の方に結果を聞きます。なんと合格!走行についても特に問題なく良好でしたと言われました!

 

 

この後は卒業式があり、僕のバイク教習は終わりです。

7月末から通い始めて9月初めに検定に合格したので、約1ヶ月ちょっとの教習所生活でした。ほぼ土日だけで通ってこれくらいの日数で取れるなら社会人でも十分通えると思います!

 

まとめ

ということで、四輪免許持ちの社会人がバイクの教習を開始してから検定に合格するまでのブログを書いてみました。予約の取りにくいシミュレータ以外は全部土日で取って、1ヶ月ちょっとで検定に合格できました。

あとはこの合格証を免許センターに持っていけばバイクを運転できる資格を手に入れることができるのですが、直近でバイクに乗る予定がないことと、誕生日の12月を過ぎてから申請すると免許更新のタイミングが1年遅らせることができるそうなので、誕生日を過ぎたくらいに免許センターに行こうかな、と思っています。