3ヶ月くらい前に、そすいさんぽという、琵琶湖から京都に人工的に作られた水路沿いの散歩コースを全部歩いていました。
コースが3つに分かれているので、3つに分けてエントリを書きました。そのうち、最初の大津-鴨川コースは、疏水の横を歩くというよりは、ほぼトレッキングでした。なぜなら、琵琶湖から京都への道は山になっていて、疏水はトンネルの中を通っているからです。ほぼ水を見ることはなく、蹴上のあたりに出るまでは小さい峠を越えている感じでした。
そんなトンネルの中に隠された疏水ですが、2018年から、春と秋だけ船で行き来できるようになっているのです!びわ湖疏水船として、滋賀から京都の蹴上まで、人を運んでくれる観光船になっています。
秋の分が10月に開始され、散歩で行けなかった未練を断ち切るため、船に乗ってきました。今回乗ったのは下りで、琵琶湖寄りの三井寺から蹴上までのルート。せっかくなので平日の朝イチの便にして、疏水船で出社をする実績を解除しに行きました。
僕が乗ったのは8時45分に三井寺を出て、10時25分に蹴上に着く便です。朝に家から琵琶湖まで電車で行って、船で帰ってきてそのまま出社する流れです。
まず、船に乗る前にDVDで疏水についての歴史を学びます。が、僕はもう疏水については調べ尽くしていて、だいたい知っていることでした。知らないことといえば、疏水船のポスターに出ている有名な人の名前。もう忘れてしまった。名前は聞いたことがある人でした。
そのあと安全講習的なものがあり、船に乗り込みます。散歩だと行けないところに行けるのはめっちゃ良かったです。

さて、疏水が通る道はだいたいトンネルなんですよね。なぜなら、山を越えなければいけないから。三井寺を出てすぐの第一トンネルは2キロ以上あり、ずっと景色が変わらない。でも大丈夫です。ガイドの人がついていて、常に喋り続けてくれます。色々面白おかしく、クイズも出したりしながらどんどんとトンネルを抜けていきます。疏水についての知識も得られるし、真っ暗な中でも見どころがいくつかあって、それを教えてくれたりするので飽きずに過ごせます。
そういえば、トンネルの中は気温が5度低下する、と書いてあって、一応上着を持っていきはしたんですが、使いませんでした。僕はそこまで寒くなったと感じなかったです。むしろトンネルを出た時に冷たい空気を一瞬だけ感じたような。時期にもよるのかな?
第一トンネルで感動したのは、竪坑を真下から見られたこと。一瞬だったので写真は撮れませんでした。
竪坑というのは、大津-鴨川コース編のブログにも書いた、縦に彫られた坑道のこと。

上からだと立ち入り禁止になっていて、遠くから写真を撮るくらいしかできなかったのですが、トンネルの中からだと地上の明かりがちゃんと見えてとても良かったです。トンネルまでは地下水が漏れ出ているらしく、トンネルの中から竪坑を見上げると、ここだけ雨が降っているようでポタポタ水が落ちてきていました。船は竪坑のあたりでゆっくりと進んでくれて、少しだけ止まってもくれるので、名所の一つなんでしょうね。
トンネルの中から遠くを見るとこんな感じで、ずっと真っ直ぐきたのがわかります。

もう少しで紅葉の季節ですね。疏水船が春と秋に運行しているのは、桜の時期と紅葉の時期に合わせてのことのようです。実際紅葉の時期や桜の時期の写真をガイドの方が見せてくれて、とても綺麗でした。疏水船の値段も、僕が行った10月上旬の平日はローシーズンで片道6000円。一番高い紅葉のハイシーズンは、倍以上の14000円もします。でも写真で見た景色は、それくらいの価値があると思えるくらいの景色でした。
僕が見たのは青紅葉。そして、道ゆく人がみんな手をこちらに向けて振ってくる様子です。珍しいのか、恒例なのか、そういえば嵐山のトロッコも、手を振られがちだった気がしてきました、

疏水船の半分はトンネルで変わり映えのない景色が続きます。ただ、ガイドの人が常に話し続けてくれるので退屈はしません。最後の方には、トンネルをスクリーンにプロジェクターで画面を投影しての解説までついていました。トンネルの外での景色は綺麗ですが、写真を撮りたいと思っていくのは微妙そう。写真には屋根や他の人が映り込んでしまうし、立って移動もできないので、なかなか良い写真を撮るのが難しいです。
今回も写真撮影は自由だったのですが、タイミングも難しくて、全然ブログに載せる写真が撮れませんでした。もちろん、いくつかのシャッターチャンスはガイドの人が教えてくれます。もう一回チャンスがあったら見所を押さえているのでうまくやれるような気もします。
というわけで、そすいさんぽの心残りだった、琵琶湖←→蹴上間も、ちゃんと船で制覇したので、これにて完遂です!