こんにちは、こんばんは。お久しぶりです。
書きたいことを自由につらつらと書き連ねていくをテーマに始めたこのブログですが最近は更新が滞ってしまっていました。
理由と言えるような理由もないのですが、書くネタがないと書けないのも確か。そこでシリーズ物で攻めていくことにしてみました。
僕はいくつか好きなことがありますが、その中の1つ、漫画について気が向いたらこれから書いていこうと思います。
以前には醸造系ユーチューバーになりたいというタイトルでもやしもんを紹介していました。
さて、次に紹介するのは電波教師という漫画です。
皆さんもティーン時代はジャンプ派、サンデー派、マガジン派と分かれどんな漫画が好きかで対立しあっていたと思います。僕はサンデー派で、毎週サンデーを欠かさずに隅から隅まで読んでいました。当時のサンデーに乗っていた作品はどれも面白く、飛ばして読んでいた作品がほとんどなかったことを思い出します。 *1
そんなサンデー作品の中でも特におすすめなのが、この、電波教師です。
これを初めて読んだ時は大学1年の冬でした。この頃の僕は漠然と先生になりたいという思いがあり、大学でも教職課程を受講していまいた。
いつも通りの水曜日、電車に乗る前にコンビニでサンデーを買い、通学中に電波教師の1話目を読みました。
直後、僕のなりたい教師像は鑑純一郎だ、と思いました 。
鑑純一郎というのは電波教師の主人公で、1話目でニートから教師になります。YDという病を抱えていて、この病のせいでニートを続けていましたが、妹の助けもあり1話目で教師として就職することができたのです。
このYDという病、正式名称を「やりたいことしかできない病」といいます。
どのような病かというと、やりたいことしかできない様になってしまう病です。
具体的には働くことができなかったり(それでニートになっていた)先生なのにまともな授業ができなかったり(授業はゲームを通じて行っていたり)します。
こんな先生ですが、鑑純一郎はやりたいことだけをやっているからなのかとても魅力的な人物で、生徒からの信頼も厚い教師へと進化していきます。
YDの鑑純一郎が教師になり、生徒を成長させていくと同時に、人を成長させることの面白さにも気づいていきます。
先生という漢字は「先」に「生」まれると書きます。先に生まれた人の使命とはなんでしょうか。僕は、後に残すことだと考えます。*2
教職というのは、直接人に影響を与えることで、更にその人がまた誰かに影響を与えていきます。これは無限の樹形図*3 のように無限に広がっていきます。
自分の生き様を先生として見せ、それに影響された人がまた先生となる。そんな風に成長していく教師と生徒の物語です。
電波教師ではそんな教職の面白さが真剣に、時にはコミカルにとても読みやすく、面白く書かれています。僕が何度も読み直してしまう漫画の1つです。
教師を語る上でもう一つ欠かせないのが、教えることで教える側も成長していくということですが、こちらはもう一つの僕の大好きな教職漫画の暗殺教室について書く時にでも取っておこうかと思います。
そんな電波教師、ぜひ読んでみてください!
ところで作者の東毅さんですが、電波教師が終了して以来特に新連載など行っていません。
そんな中こんなツイートを見つけました。
次のお仕事の公式発表まであとわずか!現在絶賛準備中です!
— 東毅 (@azumatakeshi75) 2018年10月10日
どうやら次の水曜日に公式発表があるみたいです。YDを書いた東毅さんが次は一体どんな作品を見せてくれるのか。今から楽しみで仕方がないですね。